震災・復興支援

私達研究グループが仙台市教育委員会を訪問したのは、震災後1年たった、2012年3月末でした。
まだ震災の爪痕の残る海岸沿いの小学校・中学校校舎などを目前にして、何か子供達のためにできることはないかと、教育委員会の方と話し合いをし、「教育学習カード」を贈ることになりました。
翌4月にはカード150セット、カードを大きくし黒板に貼れるパウチカード245枚を郵送したところ、仙台市教育長青沼様から丁重なお礼のお手紙まで頂戴致しました。
平成25年4月には仙台市愛子(あやし)小学校で、贈りましたカードによる教育実践までしていたただきました。
学年を越えて授業に活用ができたという、うれしいお話までいただき、先生方・子供達のコミュニケーション活動に大きくかかわることができました。
学習への興味付けだけでなく、地域や団体での年齢や境遇をこえてのコミュニケーション回復の一助になったことに、このカードの大きな意味を見い出したのです。